認知症に有効な「ユマニチュード」とは?研修や資格についてご紹介

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認知症のケアとして、いま注目を集めている手法が「ユマニチュード」です。

認知症高齢者に対して介護の現場から生まれた方法で、話しかけたり、スキンシップを図ることで、認知症の方が自力で立ち生活することを大切にしています。

今後も益々注目されるユマニチュードの研修や資格についてご紹介いたします。

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ユマニチュードとは?

ユマニチュードとは、認知症の人のケアをするため開発された新しい方法です。

この方法はフランスのイヴ・ジネスト氏によって開発されたものです。

マニチュードは、見る、話しかける、触れる、立つという4つの方法が柱となっていて、全部で150の手法があります。

【見る】

認知症の人の正面で、目の高さを同じにして、近い距離から長い時間見つめます。

斜めや横から視線を注ぐのではなくまっすぐに見つめ合うことで、

お互いの存在を確認することができます。

目の高さを同じにすることで、見下ろされているような威圧感を与えず、

対等な関係であることを感じてもらいます。

近くから見つめると、視野が狭くなりがちな認知症の人を驚かすことなく接することができます。

話しかける】

優しく、前向きな言葉を使って、繰り返し話しかけます。

介助をするために体に触れる場合も、いきなり触れるのではなく、触る部分を先に言葉で伝えて安心感を与えてあげます。

例えば、洗髪を行う場合に

「とてもきれいな髪ですね。これから、髪に温かいお湯をかけますね。気持ちがいいですよ」などと話しかけます。

しかも、できる限り目と目を合わせながら行うようにするといいようです。

触れる】

認知症の人の体に触れて、スキンシップをはかります。

決して腕を上からつかむような感じではなく、やさしく背中をさすったり歩くときにそっと手を添えてあげる等、

認知症の人が安心できるように工夫します。

【立つ】

寝たきりにならないよう、認知症の人が自力で立つことを大切にします。

歯磨きや体を拭くような時でも、座ったままではなくできるだけ立ってもらいます。

立つことで筋力の低下を少しでも防ぐことができますし、座ったり寝たりしている時よりも視界が広くなって、頭に入る情報量を増やすことができます

こちらの動画も参考になります↓

ユマニチュード / 認知症ケア 優しさを伝える技術


研修はどこで受けられる?

ジネスト・マレスコッティ研究所日本支部がこのケア技法に関する研究や教育を行っています。

マニチュードは毎年行われており、入門コースや施設導入コースなどがあります。

入門コースでは2日間の日程で行われ、初めてユマニチュードを学ぶ看護師や介護士などの専門職の方を対象にしたコースです。

会場は国立病院などで行われ、定員は100名程度

受講料は32,400円となります。


施設導入準備コースは、医療・福祉施設においてユマニチュードの導入を中心となって進める実践者を養成するためのコースです。

こちらは三期に分けて行われ、

第1期5日間・第2期3日間・第3期2日間の合計10日間となっています。

定員は15名までとなっており、応募が多数の場合は抽選となります。

参加費は378,000円で、とても高い金額となります。

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資格の取得方法を教えて

ユマニチュードには資格という決まったものはありません。

資格という名ばかりの肩書きを持つのではなく、認知症の方一人一人をみて生涯学習していくことがスタンスにあります。

認知症の現場ではいつもマニュアルにないことが起こります。

そんな時に「ユマニチュード」の原点を理解していないと対応できないためです。

研修も一度受講したら終わりではなく、継続して実践を踏まえながら研修を積み重ねることが大切なのです。

 

こちらの書籍もおすすめです
認知症ケアガイドブック [ 公益社団法人日本看護協会 ]

 

まとめ

ユマニチュードはあくまでも認知症を治すものではありません。

一緒に寄り添って生活を手助けしていくもので、認知症による暴言や暴力などに効果があります。

毎年、研修の受講募集など出ていますが、人気がありますので早めに申込みをすることをオススメいたします。

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